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ブタ助へ

20100220165024
02009年2月12日にブタ助は旅立った。

あれから1年経ったけど、一度も夢に出てこないブタ助。

そんなおまえにメッセージを贈ります。

初めておまえに出逢ったのは、前の職場だったな。
たくさんの犬がいる中で一番始めに目に止まったのがおまえだったよ。
だって、何かオーラが出てたもん。

そんなお前と縁があり、仕事のパートナーになったよな。
初めて部屋に連れて帰った時には、ルールを守ってる先住犬たちそっちのけで、
ベッドを独占して冷たい目で見られてたな。

そして、何と言ってもおまえはボール好き、いやジャンキーだったよな。
一度、落ちていたサッカーボールを口でドリブルしては止まらなくなり、
トラックに跳ねられそうになったよな。

あの日を境におれはボールジャンキーなおまえを変えようと思ったよ。
だって本当に怖かったから。
おまえがいなくなってしまうと思ったから。

先輩たちは「ブタ助はボールに執着するのが仕事。だから仕方ない。」って言ってたよ。
でも、おれは諦めなかったぞ。
覚えてるか?仕事が終わり広場で遊んでたいたら、急に走り出してどっかいっちまった時のこと。
どこを探してもいなくてだんだん暗くなって、夜になって・・・。

何時間探したかおれも忘れちまったけど、おまえは植木の裏でボールをかじってたな。
おれが近付いても顔色一つ変えないでボールをかじってたな。
あの時、泣きながら本気でお前を叱り、本気で抱きしめたのを覚えているよ。
本当に無事でよかった。

おまえは耳が聞こえないから急に走り出すとどうしようもなくなるわ。
反射的に「ブタ助ー!!」って思わず叫ぶけどな。
そんなお前と繋がるには心しかないと思い、おまえのことをよく観察するようになったよ。

それからだいぶ身を委ねてくれるようになったから、
安心できる存在になってきたのかな~って感じてたよ。

ただ、これで落ち着いたわけじゃなかったよな。
おまえのライバルフレンチのピグモンとはよく喧嘩してたよな。

落ちてる石の取り合いで本気で喧嘩して、止めに入ったおれの手を2頭して噛んできて、
めちゃんこ叱られたよな。

それでも少しずつ確実に2人の距離は縮まっていったよな。
ボール見てもスルーできるようになってきたよな。
ノーリードでもだいぶ安心して敷地内を歩けるようになってたよな。

少し離れてもおまえの頭の中にはちゃんとおれがいた気がしていたよ。
何か言葉で言わなくても心のアンテナがおれに向いてるって感じがしたんだよね。

仕事を引退して家庭犬としての生活が始まってからは、だいぶ丸くなったよな。
ボール見ても犬見ても力抜いていられるようになったもんね。

あっ、でも一度公園でサッカー練習してる男の子のボール奪い取って
華麗なるドリブルしてくれたね。
男の子もびっくりしてたぞ。

あれは、いかんかったな。



そして、10才を迎えた頃・・・。

仕事から帰ってきておまえの体を触ると右肩が少し腫れていたな。
その時から何か嫌な予感はしてたんだ。

検査結果が出た頃には肩全体がだいぶ腫れていたね。
おれがいる時には辛い顔一つ見せない癖に
仕事行ってる時はずいぶんと痛いと泣いていたんだってね。

激痛にこらえてまでおれを支えようとしてくれたんだよね。


それを知った時は嬉しさより何より、自分が情けなくて仕方なかったよ。
どんだけおまえに心配かけ、どんだけおまえに辛い思いをさせてんだ、おれは・・・ってね。

もう、この時点でおれはおまえのリーダーだなんて言えなかったけど、
いち飼い主としての決断をしたんだ。



それからはだいぶ楽になったよね。

やりたいこと全部やったよね。

大好きな森、野球場行って、大好きな昔盗み食いしたアイスや
大和のベビーフード食べて、大好きな車の助手席で、ドライブして・・・。


楽しかったよね。

最期の日、おまえの希望通り海へ行ったよね。
自分から海に入ったことなんてないのに、喜んで入ってたな。なんでよ?
おれは力強いおまえの姿に涙こらえて作り笑顔するのが精一杯だった。
そんな感傷的になってるへなちょこの精神状態なんて、きっとバレバレだったよな。



そして、お別れの時。
おまえはおれの腕の中で安らかに眠ったね。
多分、うざい位ありがとうって言ってたぞ。



そして、おまえのいない生活が始まったんだ。
そしたらいきなり、高熱や嘔吐が始まったんだよ。
あれはクヨクヨしてんな!っていうおまえからの洗礼だったのか!?



でも・・・やっぱ寂しかったよ。特に寝るときは。
だって、いつもあった温もりがないんだもの。
うるさい位、豪快ないびきも無いんだもの。

どうやったって溢れる涙を止められなかった。


ただね・・・喪失感はあっても何一つ後悔する気持ちだけはなかったぞ。

お互い、精一杯やった!
この気持ちだけは確かだったよ。



そして今、おれは毎日をおまえの弟たちと楽しんでいるよ。

おまえが認めなかった健伸も一生懸命頑張っているぞ。
お前とは生き方や価値観は違うけど、だいぶ丸くなってきたぞ。
表情にも味がでてきたわ。
これから、少しずつ深みが出てくると思うよ。

続いてOPTY。
あいつ今、結構悪いんだよね。とにかく踏ん張りが利かずに楽な方に
流れようとするわ。おまえが見たらおれもOPTYも怒られるかな?
でもな、その反面たま~にいい顔するんだわ。今まで見せなかった
表情を見せてくれるんだわ。
ここ乗り越えたらお互いに一皮剥けそうなんだよね。
だから、失敗を恐れずに思い切りやってるよ。


そして、ご報告遅れましたが新しい家族が増えました。
ブラックラブのMoutonです。
こいつがまた、なかなか肝の据わったやつでね。
生後5ヵ月になったんだけど、まだまだ色んな可能性を
感じるのでいい面も悪い面も、思い切り出してあげて
じ~っくり付き合っていければと思ってるよ。

とにかく毎日を家族で楽しく過ごしているよ。
「これからも、見守っていて下さい」とは言わないよ。
もう、十分な位おまえからはたくさんのことを教わったから。
頑張らなくちゃいけないのはおれ自身だからね。

でもさ、たまには夢に位出てこいよ。
顔位見せてくれてもいいだろ?




 最後に一言。


「本当にありがとう。ブタ助に出逢えてよかった。」







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